世界一美しい墓
世界で一番美しい墓は?そう、皆さんよくご存知のインドにある「タージマハル」です。11月17日からこのタージマハルを観ることを目的に二度目のインドに行ってきました。
成田から直行で約9時間インドの首都ニューデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港に到着します。前回のブッタガヤとはまったく違いこちらは高層ビルが立ち並ぶ大都会です。世界で11番目の規模を持つインド経済、12.5億のインド国民を支える都市ですから当然ですが、貧困のインドという国のイメージからするとその近代的な姿に驚かされます。タージマハルのあるアグラという町までは車で6時間、郊外に出るとすぐにイメージ通りのザ・インドの風景です。牛や犬やサルや人やヤギやごちゃまぜで共存共栄しています。アグラは16世紀から300年余に渡ってインドで繁栄を誇ったイスラム勢力のムガル帝国の城下町です。
アグラ城に上ると遠くにタージマハルが見えます。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため総大理石の墓廟を建築しました。実際に目にするとその美しさに感動します。前庭園に引かれた水路、霊廟を囲む4本の尖塔、左右対象に置かれたモスクと集会場、それらの絶妙なバランスが一体となってこのタージマハルの美しさを創り出します。しばし最高の時間を過ごせました。
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旅 | tags:
インド,
タージマハル | 2014.11.29