インド巡礼 ①
仏教の聖地 ブッダガヤ
ヒンドゥー教の聖地 バラナシ
いつかは行ってみたかったインド、その念願叶い今回仏教とヒンドゥー教の2つの聖地を旅してきました。
関空からバンコク経由で第一の目的地ブッダガヤに近いインド・ガヤ空港へ。通常こちらにはデリーから夜行列車で入るのが一般的ですが気候の穏やかなこの時期のみバンコクからタイ人巡礼者の為の臨時便が出ています。うまくタイ人の巡礼者にまぎれ比較的楽にブッダガヤに入ることが出来ました。日本で住職が檀家さんを連れて本山に参拝したりしているのと同じように、タイから僧侶が10~20程度の一般信者を連れているといったグループを多く見かけました。
釈迦は永い苦行の末にその無意味さに気付きます。極端なことは良くないと考えるのです。これが中道思想です。そしてこの菩提樹のしたで瞑想に入り悟りを開くことになります。
その観光の中心は大菩薩寺です。さすが大観光地と言うかインドというか、強引に物を売りつける土産屋や物乞いする子供があふれんばかり、必死に彼らを振り払い足早に正門につくとその正面に52mの大塔がドーンと建ちます。大塔は圧巻の存在感で迎えてくれました。その塔の裏手には釈迦が悟りを開いた菩提樹、座っていた金剛座があります。また沐浴をした蓮池にはコブラ(釈迦を救った)の後背を持つ釈迦像が中央に置かれていました。仏教徒にとって最高の場所である菩提樹の下には、お経をあげるタイ人グループ、チベット僧侶でしょうか五体投地を繰り返す人、瞑想する僧侶がいます。世界中からこの地を訪れ思い思いの方法で釈迦に祈りを捧げる姿に、仏教信仰の清さや深さ、崇高さを感じました。
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菩提樹 | 2011.11.21