スリランカ(2)
世界遺産「シーギリアロック」
ジャングルの中にそそり立つ岩峰に造られた空中都市。5世紀狂気の王カーシャバは王位継承争いでインドに追放した弟モッガラーナの襲撃に備えて巨大な岩山の頂上に宮殿を造りました。カーシャバが滅びた後は仏教修行の聖地となりましたが、その時崖面にはスリランカ人だけでなく、アフリカやインドや中国の美女500体と言われるほどのフレスコ画が描かれていました。大半が削り取られましたが偶然岩の窪みに残されていたものをイギリス人が発見し、これが有名な「シーギリヤ・レディ」です。
頂上までは約1200段の急な階段を上っていきます。中腹のテラスから獅子の門をくぐり頂上へ、脚力には自信があったのですが、乳酸がたまって足はパンパンに張ってしまいしばらく動けませんでした。しかしながら、頂上からは360°ジャングルのそれはそれは雄大な景色を楽しむことが出来ました。
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旅 | tags:
シーギリア,
スリランカ.世界遺産 | 2010.06.15