台北 行天宮

img_3583 img_3606 台北に行かれた方の中には「行天宮」にまいられた方がいるかと思いますが、こちらは三国志の名将「関聖帝君」を祀る宗教寺院で毎日多くの信者を集めています。この「関聖帝君」はもとは劉備に使えた関羽という武将で、人格に優れ儒教倫理である「五倫八徳」を教えたことより民に愛され、後に武神となりお祀りされるようになりました。そしてこの信仰は華僑を通じて世界中に広まっていきます。 img_3611(中央の立派な髭をたくわえ赤い顔の方が関聖帝君) 商売の神としてご利益も高いと有名なので先日台北に行った際におまいりしてきました。 ちょうど法要が行われていて境内には溢れんばかりの多くの信者が集まり読経を唱えていました。中にブルーの作務衣を着た人たちがいて私のような観光客の世話を親切にやいてくれます。おまいりの仕方を教えてくれたり、お守りを持ってきてくれたり、聖門の弟子として徳をつんでいるのだそうです。 行天宮という空間の中で信仰の深さと境内にいっぱいになった人々の平安への願いに身を清められた気分でした。 ぜひ台北に行かれる際は訪れてみて下さい。
category:  |  tags:,   |  2016.11.19

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