店頭のベストセラー
お客様のお役に立てるようにと手作りですがオリジナル冊子や解説リーフレットをいくつかカウンターに並べています。「どうぞご自由にお取り下さい。」、興味を持っていただけるのかたくさん作り置きしておいても知らないうちにすぐに無くなってしまいます。
最近特に葬儀後の法要や仏事作法について質問される事が多くなったので、新しく「もしものこころえ」という冊子を作ってみました。仏事は宗派によりその作法は違いますがそれ以上に地域性が大きく影響します。「教えてもらう事が人により違うので迷ってしまいます。」とよくお聞きするのはこの事が原因でしょう。最近はインターネットのサイト検索で仏事についてもありとあらゆる情報を知ることが出来ます。しかしながら、こちらも運営サイトが違う地域ならそこで得た情報はまったく役に立ちません。たとえば「お盆の迎え方」なんて検索すると、あるサイトでは「お墓でおがらを燃やしその火をお家まで持って帰って提灯に灯します。これを迎え火といって・・・・」なんて書かれていますが、実際当店の地域ではそんな光景は見たことがありません。こんなこともあって、うちの地域の風習に沿ったものが必要と思い自分なりに冊子にまとめてみました。永年店を続けていますとそれなりにこの地域の慣習やしきたりがわかってきます。業界では仏事コーディネーターとかいって資格試験をしていますが、本当に必要な事はそんなことも含めて仏事アドバイス出来る事であり、それが地域の専門店の存在価値だと思っています。
もし、お店にお立ち寄りになる機会がありましたらどうぞ冊子をお持ち帰り下さい。
category:
日々の出来事 | tags:
仏事 | 2014.08.14