十二天像と密教法界の世界
昨日京都に出かけた際、少し時間が空いたので国立博物館で開催されている「十二天像と密教法界の世界」を拝観してきました。
十二天とは方位の神々で平安時代以降にもたらされた密教では四方に加えて四維および上下と日月をまとめて12の守護がいます。風天(西北)、水天(西)、羅刹天(西南)、閻魔天(南)、火天(東南)、帝釈天(東)、伊舎那 天(東北)、毘沙門天(北)、梵天(上)、地天(下)、月天、日天で構成されています。密教の天部たちですからすべてヒンズーの神々です。展示の掛け軸や屏風は宮中儀礼に用いられていたものです。弘法大師直筆の書や近くの久米田寺所有の大きな両界曼荼羅も展示公開されていて興味深いものでした。
最近は音声ガイドの機械を借りれるところが増え、解説を聞きながら鑑賞出来るようになってとってもわかりやすくなりました。案内板をみたり本を読んだりしながら歩くこともなく便利ですね。
また、仕事柄行くことの多い京都はいつもどこかで何かやってるので無駄に時間を持て余すことがなくほんとに助かります。
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弘法大師 | 2013.01.26