山寺(山形立石寺)

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉の句で有名な山寺に行ってきました。 こちらは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開いた、天台宗のお山です。 さきほどの険しい山中に建つお堂は奥の院。本堂は下にあります。運良く副住職さんから寺の縁起等詳しくお聞きすることが出来ました。ご本尊は薬師如来、秘仏となって空殿の扉は閉ざされて拝顔することは出来ませんでした。薬師如来ということで脇に月光・日光の両菩薩、周りには十二神将が置かれています。ご本尊のご開帳は50年に一度のみ、次回は平成25年らしいのでその時にご縁があればお参りされてみてはいかがでしょうか。 さすがに天台のお寺らしく下陣内陣共に非常に装飾もなく質素なつくりをしていましたが、正面には幸せそうな布袋さんの像がおかれ参拝者がなでてお祈りするのかピカピカに光っていました。
category:  |  tags:  |  2010.12.05

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